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トピックス

症状について

認知症の予防

認知症の予防は、ひとことで言ってしまえば
頭をよく使えという事なんですが、もう少し掘り下げてみましょう。
まず食生活の改善ですが、
魚と緑黄色野菜を多く摂取している方は偏食や小食の方よりも
認知症の発症率が低くなる事が確認されています。
また、高血圧、脂質異常症、糖尿病などの
生活習慣病にかかっている場合、血の巡りに障害が起こり易い傾向があるためか
認知症の発症率も高くなります。
食生活を改善する事で生活習慣病の改善、予防に努めましょう。
薬を使用して生活習慣病の症状を抑えるのも有効です。
次に適度な運動を行うことも大切です。
定期的な運動が認知症の発症を抑制するという調査が報告されています。
どれくらいの運動量かと言うと、歩行よりも強い運動を週3回以上行う程度です。
個人的には、身体に掛かる負担が少ないプールでの運動がおすすめですね。
泳ぐのもいいですし、水中で歩くだけでも充分効果的です。
ただし、身体が冷えない様に気を付けないといけませんね。
最後に頭を使うことですが、これが一番重要です。
脳は使わないと退化していきますから、常に脳を使うように心がけましょう。
具体的には、情報を脳に入力(刺激、知覚)、
整理(記憶、思考)し、情報を脳から出力(発想、表現、運動)する事です。
手頃なのは、人と顔を会わせて会話する事です。
会話は思っている以上に、情報のやりとりを行いますからね。
特に知らない人、しばらく会っていない人との会話が効果的でしょう。
知っている人、親しい人が相手だと、既に相手の情報を知っているため、
脳が積極的な情報の入力、整理、出力を行いません。
ただし、親しい間柄でも相手の
知らない話題(相手が興味を持てる話題が好ましいですね)で会話するのは効果があります。
人と会う機会を積極的に作ると良いですね。
知的活動が認知症を予防したという例を挙げます。
米国ケンタッキー州の修道女"シスター・メアリー"は認知症もなく、101歳の天寿を
全うしました。ところが死後脳の解剖結果は、
脳萎縮、アミロイド沈着など典型的なアルツハイマー病脳の所見だったのです。
これは、彼女が19歳から84歳まで数学の教師をし、
その後も福祉活動に熱心に取り組んでいたという、
この知的活動が認知症の発症を抑えていたと考えられています。

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